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灼熱の屋上 (犬のような日の午後  1995)
灼熱の屋上 (犬のような日の午後  1995)_f0150112_15394440.jpg猛暑の続く夏の日、夫の暴力を受ける女性をを助けたアパートの主婦たち。しかし搬送される途中でその暴力夫が死亡してしまいます。容疑者になってしまった彼女たちは屋上に逃げ込み、機動隊が出動してだんだん事が大きくなっていきます・・・。


お勧めいただいたので早速見ました~。
この映画、2005年7月に発売になった雑誌「韓国ドラマスターLIVE2」の付録になっていたんです(^^;)確か「あきれた男たち」もこの付録でゲットしました。初期の韓流雑誌は太っ腹でしたね。今も残っている雑誌ですが、さすがに映画はついてこなくなっちゃったようで・・・どんな映画も韓流スターが出ているとDVDになっちゃってますからねぇ。



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12年目で確かに古いんですけれど、なんだかそれ以上前のような気がしました(^^;)
日本の昭和って感じでしょうか。
集合住宅の前に集う主婦たち、まだ近所との会話があった時代・・・。
夫の暴力にずっと苦しんでいたジョンヒを助けようと加勢した主婦たちは、日常の不満が爆発するのですが、立てこもっているうちにそれを女性解放運動みたいに取られちゃうんです。でも確かに発端となる出来事ってそんなものかもしれないなぁ~。屋上にたてこもる女性陣はソン・オクスクをはじめチョン・ソンギョン、ハ・ユミほかドラマで見かける女優さんも多くてなんだか親しみが沸きますねぇ。すっぴんに近い方もいらっしゃったし(^^;)
警察の指揮を取る隊長はチョン・ボソク。この頃若くて男前!奥さんにかける電話でいちいち最後に「以上!」って怒鳴ってて(^^;)いかにも女性を馬鹿にした態度が、当時の男性の象徴なんでしょうか~(笑)そんな彼と屋上とのやり取りが噛み合わないわけですよ。

それだけだとすっごく濃い話になっちゃうんですが、
空き家にこそ泥に入った途端、事件が起きて外に出られなくなっちゃう二人組(そのひとりが私にとってハイエナ限定のキム・ミンジョン)のお篭り生活が笑いを誘います~。
ちょい役で出演のキム・スンウ(なんだか彼自体久しぶり^^;)、カメラ小僧のチャン・ジン監督を見られただけでも、個人的においしい映画でした。

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屋上の彼女たちとベランダの夫や友人とのやり取りが、集合住宅に住む自分にはとても身近に感じられるシーンでしたね。隣のマンションの友人は、子供が忘れ物をすると高層階から下に向かって「○○君(自分の子供の名前)、取りに戻ってきなさ~い!」とよく叫んでます(^^;)あ、私もたまにあるなぁ・・・(爆)
by kako-one | 2008-01-13 23:18 | ☆ 映画視聴日記
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